小さな掌

Aqua Timez( アクア ) 小さな掌專輯

1.小さな掌

作詞:太志
作曲:太志

體は僕のの心のことを僕よりわかってくれてる
緊張すれば 掌に汗が滲む
いつだったかなぁ 奧齒を嚙み
立ち止まらせたはずの淚に
悲しみを悲しむということを教わったのは
希望の言葉をたくさんバッグに詰め迂んで旅に出た
引き返す度に 君は受け止めてくれた
いつの日も 言葉を選べず途方に暮れる僕
言葉に賴らず抱きしめる君
君の方がずっと淋しい思いをしてきたのに

しゃがみこむ背中をさすってくれる
いつもそばにある小さな掌
どんなに綺麗に飾られた言葉よりも
その溫もりに助けられてきた
何もかもうまくいく時ではなく
何もかもうまくいかぬ時にこそ
人は大切な存在に氣付くのでしょう
どんな僕も愛してくれる君へ
ありがとう いつもそばにいてくれて

草むらに橫たわって 流れる雲を眺めると
靜かな心を取り戾すことができた
少しだけ 昨日よりも優しくなれる
氣がするその場所で
一人では生きていけぬこと かみしめてた
それでも遙か彼方
ゆれる奇蹟の花に魅せられて
守り拔くべき日常を枯らしてしまう
もっと昔 青春を青春とも知らず
驅け拔けてから氣付いたように
大切な人の大切さを見過ごしてく

美しい想いだけじゃ生きられず
約束の空も污してしまえた
あんなに綺麗に透き通る空の下で
その青に「必ず…」と誓ったのに
ひび割れた理想を手離せぬまま
生きてきた日々を思い返すけど
後ろばかり見てたら明日が哀しむから
人は前に進むしかないんだよ
目の前にいる愛すべき人のためにも

目に見えぬ傷跡をさすってくれる
優しい掌があるということ
世界中に拍手をもらうことよりずっと
大切なものがそばにあった

忙しく暮らす日々に迷い迂み
思いやりが無意味に思えても
二度となくしてから氣付くことのないように
こんな僕を愛してくれる君に
「ありがとう」の詩をつくりました

言葉じゃ足りない きっと追いつけないよ
言葉じゃ足りないけど、ありがとう。